きのうは朝からスケッチしに伊賀の新大仏寺へ。月に2回決められた場所に現地集合現地開催の絵画の会に入っており、なるべく行くようにしている。解散の前にみんなが一ヶ所にあつまって、先生が1枚1枚公開批評してくれるのです。
わたしの絵に関しては「キミは始めたばかりの割にはうん、まぁ…上手いな。上手いイコール良いっちゅうワケやないけどな。」と言ってもらいました。あんまり上手く描けなかったけどな。。
めっちゃ下手な時でも「うん…ワシは分からんけどもやな、サブカルみたいな感じでええと思う。」みたいに頑張って絞り出して褒めてくださる。ありがとうがんばります。いつか絞り出さなくても褒めてもらえる時がきますように。
伊賀のお寺は山の中だった。無音の中でスケッチをはじめる。すると突然一匹の蝉が爽やかなシャーという声で鳴き始めるとその直後に山じゅうがシャーという大合唱になった。津市ではあまり聴かない種類の蝉の声。
昔フランス人の友人が「南仏の蝉(蝉は南仏のシンボルで至る所にセミグッズが売られている)は日本のようにうるさくない。シャーという音が爽やかで耳心地のよい音だ」と言っていた。日本の寺に居ながらにして、目を閉じるとそこは南仏だった。