火曜の夜はたんまりと雪が降った。私はこんなにもうちに雪が積もった記憶がない。両親に聞いても「ほんとう珍しいな。何十年も記憶にないな」とのこと。海沿いの津市はわりと暖かく、昨年も1センチ積もった日すらなかった。
早起きして厚着して最強手袋と帽子を被って外で雪遊びした。雪の布団の上にねっころがり、空を眺めた。さらさらのパウダースノーは一向に固まらず、おもいきり投げると細かい粒子が空気に舞った。
うれしくて写真を撮っていたら、手を滑らしてしまいスマホを落とした。雪のうえに落ちたと同時にストン!と20センチくらい沈み込んだ。びっくりしたけど大丈夫だった!セーフ!
見上げるとスズメたちが20羽くらいみんなで相談したり飛んだり跳ねたりしていた。みんな、厳しい夜の寒い時間はどこで過ごしていたんだろう。スズメの家族や親戚一同は全員無事に朝を迎えれたのだろうか。たぬきや猿やキツネや鳥たちはそれはもう凍えて寒い夜だったろうと心配になった。
今日もオチのない日記おしまい。